2009年1月7日水曜日

ミッキーさん


我が家の癒し犬、ミッキーさんです。
もう今年で15歳になるおばあちゃん犬。俺が地元に戻ってきた年に生まれたやつです。家に勝手に居着いていた野良犬の置き土産。その野良犬は、前足が一本不自由なんだけど、かなり頭のいいやつで、家で産むと迷惑がかかると思ったのか、それとも捨てられると思ったのか、どこか人知れずに産んで、そこそこ歩けるようになってから夜中に連れて来たのです。

俺が寝ようとした夜中の1時頃、外で子犬の鳴き声が・・・。最初は気にもしなかったのだけど、あまりに長いこと鳴いているので、勝手口から外に出てみると、そこに母犬が。そして俺に「こっちに来て」と言わんばかりに、5〜6歩走っては戻りを繰り返す。仕方なく懐中電灯を手に着いていくと、家の前の畑のなかを流れる小さい川に落っこちていたんです、ミッキーさんが。俺の手のひらにすっぽり収まるくらいだったな。「なんだ、お前の子供かよ〜」って拾い上げてやると、親子でどこかにヨタヨタと去っていきました。が、朝起きてみると、ちゃっかり家の庭でおっぱい飲ませてたっけ。

その後、母犬は亡くなっちゃって、子犬が我が家に残ったのです。なんでかよく分からんけど、家の母親が「ミッキー」と名付けたのです、メスなのに・・・(笑)

で、そん時から14年半。ものすごく臆病で、とても番犬にはなっていないけど、我が家には欠かせない家族の一員となっております。一応おばあちゃん犬なので、敬意を込めて「ミッキーさん」と呼んでおります。

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