2012年11月7日水曜日

ウルトラモーターフェスティバル

11月3〜4日と笛吹川フルーツ公園で、ウルトラモーターフェスティバルなる催し物が
開催された。遠い場所でもないし、3日の朝になって急に思い立ち、出かけてきました。

まあ、あるわあるわ。スーパーカー世代のオレにとっては、プルプルしてくるほどの
お車たち。こんなにあると、ありがたみが感じられん。
「世の中にはお金持ちがたくさんいるんだねぇ〜」などと、羨望の思いを邪な考えに
変えることで、「触りたい、乗りたい」という衝動をなんとか押さえつつ、展示車を
眺めてきましたよ。

当たり前だけど「見ていいよ」ってことで展示してあるわけだし、「見ていいよ」って
ことでガルウィングもフルオープンなわけだけども、なんか気恥ずかしくて、じっくり
眺められん俺ってなんなんでしょう。
昔、初めて行ったストリップ小屋で、直視できなかったことを思い出しましたよww

実は最近、動画を作るのにはまってまして、この様子も車載と写真で作ってみました。
YouTubeにアップしてあるのを貼っておきます。

久々のツーリング

今更だけど、9月の16〜17日に久しぶりの一泊ツーリングに行って来ました。
目的地は、下栗の里。日本のチロルとか、マチュピチュとか言われている所。

中央道から行けば早く着くんだけど、それじゃあ面白くないので、御坂を出発して朝霧高原〜
富士市〜焼津で昼食。浜松まで新東名で行って、天竜川沿いに北上。昼神温泉で一泊。
翌日に下栗の里を目指し、しらびそ高原を回って、R152で茅野まで。そこから中央道で帰宅。
という総走行距離570kmのルートを設定した。
昔は、地図広げて距離を足し算しながらルートを決めてたけど、今じゃGoogleMapでチョイチョイと。楽になったもんです。

長野県には何度も行っているけど、考えてみれば、諏訪あたりから南の方に行ったのは、
初めてのこと。
国道・県道なのに4m道路な箇所があちこちにあり、ネットで「酷道」「険道」と
評されているのもうなずけた。
今回、初めてナビを頼りにツーリングしたんだけど、急に狭い道路に誘導するもんだから、
「このナビ狂ってんのかな」って何度思ったことか。

まあ、天気もそこそこ良かったし、初めて行った場所だし、十分楽しかったですけどね。

YouTubeに動画がアップしてあります。ここには、短い篇を貼っておきます。
長いのを見たい人は、Part1〜6までアップしてあるんで、アカウントから検索して下さい。




2012年8月9日木曜日

とても悲しく、とても寂しいです。

ちょうど一年ぶりの投稿です。放置しっぱなしですいません。

先週8月4日の土曜日、我が家の老犬ミッキーさんが亡くなりました。18歳と2ヶ月でした。



俺が山梨に戻ってきた年に生まれて、昨日まで18年間も一緒に過ごしきたので、とてもとても悲しいです。

様子がおかしくなり始めたのは一年前くらいだったか。亡くなる前には、目も耳も、犬の特権である嗅覚さえもダメだった。ご飯を置いてもどこにあるのかわからない状態。
足腰も衰えて、散歩しても何度も転ぶようになり、往年の走りはすっかり影を潜めて、ポツポツとゆっくり歩く姿は、やがては俺にも訪れる「老い」というものを覚悟すべきことを教えてくれた。

去年12月頃から痴呆症の症状が出はじめ、繋がってる間中くるくる回り続けるようになり、鎖が足にからまって倒れたり。
声を発するのも稀になってしまい、ミッキーさんが困っているのに、気付いてやれるのが遅くなったりして、かわいそうな目に合わせてしまった時も何度かあった。

年も明けてしばらくした頃、聞いたこともにような甲高い声で鳴くようになって・・・。
最初は、庭にオシッコやフンをしてしまったことを伝えてくれるような感じだったんだけどね。
ミッキーさんが鳴いたらすぐに見に行ってやれるよう、俺は居間に寝るようにした。
ミッキーさんへの介護生活が始まったわけです。

当初は、夜中に一回、朝方に一回って感じだったんだけど、オシッコやフンを知らせる鳴き声は、やがて無駄に鳴き続ける夜鳴きへと変わり、夜になると泣き始め、朝になるまで何度も何度もなだめに行った。

時には俺も感情が昂ぶり、あの小さく痩せ細った体を叩いてしまったり、投げ転がしてしまったり・・・。
翌日、落ち着いて眠っている姿を見て「昨夜はゴメンな」と謝りながら、自己嫌悪に陥ったこともあります。

2月後半からは、度々おもらしをするようになったので、おむつシートを敷き詰めた上で寝かせるようにしたんだけど、寝心地が悪いのか、最初は嫌がって大変だった。

3月に入ってからは、病院で処方してもらった睡眠薬を飲ませなければ、一睡もせずに一晩中騒ぎ続けるようになってしまいました。

そのまま亡くなるまで、快方に向かうはずもなく、夏の暑さも手伝って、眠っている以外はずっと騒いでいる日が続き、食べても吐いてしまうことが多くなった。
亡くなる前日には、食べては吐くを繰り返し、睡眠薬も効かず、一晩中ほとんど一睡もせず騒いでいました。それに付き合っていた俺も眠れず・・。
楽しみにしていた、なでしこのブラジル戦を視れなかったけど、それどころじゃなかった。

いけないことはわかっていたけど、病むまでのミッキーさんは基本的に放し飼いでした。放しておいても、行動範囲は家の庭と、隣の畑と・・・。半径50mくらいか。
家の前を通る水路にある、水の通らない土管の中は、大のお気に入り。というか、花火や雷の音が聞こえた時の隠れ家だったようだ。

俺が会社から帰ってくるのを待っていて、散歩に行きたがったな。
俺がジョギングを始めると、その後をひたすら追いかけてきて、一緒に走ってくれたこともあったっけ。走るルートがわかると、適当に近道して待ち構えてたり。
道に落ちていた財布を拾って、家に持ってきたこともあった(すぐに落とし主は判明)。
臆病犬ゆえに、家が空き巣に入られた時も、きっとウンともスンとも言わなかったに違いない。
ぶどう畑に連れて来られてたマルチーズに吠えられ、追いかけられて、逃げ回っていたこともあったな。
近所では毒にも薬にもならない犬として、可愛がられもしなかったけど、嫌われてもいなかったと思う。もっとも病んで夜鳴きするようになってからは、多少嫌われたかもな。

そうそう、7月の頭頃、いつものようにトボトボ散歩していた時、急に5〜6歩走ったんだよなあ、すぐに転んじゃったけど。あれは何だったのかなあ〜。走ったのなんて、いつ見て以来だったか。

最後は色々と苦労したのに、今は寂しくてたまりません。夜中にミッキーの声がしたような気がして起きてしまいます。無意識のうちに「寝てるかな」って様子見に行きそうになります。
「最後までよく看てやったね」と慰めてくれる人もいるけど、正直、なんかちょっと心残りもあります。
でも今はミッキーさんが安らかに眠れることを祈っています。
18年間ありがとな、ミッキーさん。

今、ミッキーさんは我家の庭の片隅で眠っています。「家の回りには埋めちゃいけない」と、教えてくれた人もいるけど、「ふ〜ん」と無視しておきました。

ここに6月撮ったミッキーさんの姿を載せておきます。俺もいろいろ悩んだ時、名も知らぬ人達のブログに勇気づけられたので、 年老いたミッキーさんのがんばって生き抜く姿が、誰かのお役に立てればという気持ちで・・・。